オフロードトレーニングの勧め

オフロードバイク

オンロードバイクのテクニック向上のためにもオフロードバイクが良いということは定説になっています。

ライディングテクニックを向上させるためには、ブレーキングやコーナーリングで、限界を超えたときにバイクがどのような挙動をしてこけるのか、またどのように立て直すのかを体験してみて、体で覚える必要があります。

これをオンロードバイクでやろうとすると、バイクと体(命)とお金がいくらあっても足りません。

しかし、オフロードバイクなら、ケガのリスクも少なく(全くないわけではありませんが)限界を体験することができます。

ロードレースのレーサーの方も、オフロードでトレーニングされる方は多いです。

モトGPの絶対王者のマルク・マルケス選手もオフロードでトレーニングされているようです。

Marc Márquez training again MX

動画だけ見ると、どこのモトクロスライダー???と思うくらいの腕前です。

ここまでのレベルまでは必要ありませんが、基本的なバイクの動きを身に着けておくと、オンロードバイクでの走りや、安全につながります。

いきなり、オフロードバイクを買うとなるとハードルが高くなりますが、場所によってはオフロードコースで、バイクや装備をレンタルしているところもあるので探してみるのもよいかもしれません。

最近のオフロードバイクは、トレールバイクの選択肢が非常に少なくなっていて、CRF250L(ホンダ)、セロー250ファイナルエディション(ヤマハ)、KLX230(カワサキ)くらいです。

なお、エンデューロレーサーは国内メーカー、海外メーカーとも選択肢がかなりあります。

ただし、フルサイズのレーサーは、シート高が950mm以上のものが多く、気軽に乗れる感じではありません。

オフロード練習には、ファンバイクと呼ばれるカテゴリーのものがお勧めです。

CRF125(ホンダ)やTT-R125(ヤマハ)あたりが最適です。

出所:ウェビック
出所:ウェビック

シート高も785mm(CRF125)、805mm(TT-R125)と低く、総重量も80kgくらいですので、こかした場合でも楽々起こせます。

見た目は小さいですが、バイクの基本的な動きを身に着けるには最適なバイクです。

ただし、ナンバー付ではないので、原則、公道走行は不可になります。

オフロードコースでのレンタルがある場合、このクラスの車種もあると思います。

ちなみに、マルク・マルケス選手は、将来的にダカールラリーに出場したいとの意向を表明しているみたいですね。2輪、4輪どちらの可能性もあるみたいです。

まだ、まだ、先になりそうですが、楽しみです。

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