2輪車でコーナーリングする時に、内輪差を意識したことがありますか?
4輪車については教習所でも習うし、内輪差を意識しておかないとクランクなどで脱輪するので、良くお分かりだと思います。
では、二輪車の場合はどうでしょうか? 実は、二輪車にも内輪差はしっかりあります。下の写真で、少し実験しています。
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おもちゃの白バイですが、前輪を黒色、後輪を赤色インクで塗って、紙の上を手動で動かして、軌跡を前後輪の軌跡が見えるようにしています。
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ハンドルの切れ角、バンク角等で違ってきますが、少しでもハンドルを切って旋回しようとすると、内輪差は出ます。
おっさんも割と最近までは意識することなく走っていました。 理解して走りに反映できるようになったのはここ、一年ほどです。
オフロードコースなどでも、タイトコーナーの場合フロントタイヤをインぎりぎりに通してしまい、リアタイヤがイン側の土手にひっかかってしまうことがありました。
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前輪をギリギリに通そうとする、後輪はそれよりも内側を通ろうとするので、荒れたところを通ってしまい安定しないということが、たびたびありました。
また、コーナーで轍が掘れている時に、轍のヘリをバンク代わりにして、ある程度スピードを乗せていけば、スムーズに抜けれるのですが、ゆっくり、バイクがある程度立ったまま、コーナーリングしようとすると、ギクシャクすることがあります。前後輪が轍に入っているので、内輪差が逃がせないことも原因の一つだと考えられます。
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これくらいの轍でも、前後輪が轍に入ってしまうとギクシャクしてしまいます。
オンロードだと、コーナーイン側に落ち葉等があった場合、前輪を落ち葉ギリギリに通したりすると、後輪で落ち葉を踏んで滑るなどの可能性もあります。
この内輪差を意識して走れるようになってからは、前輪をギリギリのラインに乗せずに少し余裕を持たせたラインに通し、後輪が通るラインを確保するようにしています。
ちなみに、コーナー外側に良くあるバンクにうまく乗れれば、ハンドルの切れ角を最小限にできるので、内輪差がほとんどないコーナーリングができます。
また、アクセルターンを積極的に使うコーナーリング(私は実際のコースではできませんが)だと、後輪の軌跡が前輪の外側を通ったりします。
通常のグリップ走行では、内輪差が発生するので、後輪の通るラインを意識することが、スムーズにな走りにつながります。
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