CRM80改の、オフロードコース用として使っている方のタイヤですが、特にリアはヒビがひどくて、ブロックもかけたり、ちぎれそうになっていたので、そろそろ換え時が来ておりました。
次は、難所系のタイヤにしたいなーと思って、ゲコタにしようか、やっぱりシンコ―かなぁと悩んでいたところ、面白そうなのを見つけてしまいました。
タイ王国のタイヤメーカーである「Vee Rubber」社のエンデューロタイヤです。
聞いたことのないメーカーでしたが、1977年創業で2輪、4輪他のタイヤを製造しており、タイヤに使う天然ゴムは、自社農園の良質な天然ゴムを使用しているようです。
ミニモトサイズの難所系タイヤの場合、選択肢が少なくて、リアタイヤしか設定がないものもありますが、 「Vee Rubber」社 は、ミニモト用のサイズが豊富です。
また、価格が安いことも魅力です。この価格に送料も含まれているんです。
送料、消費税込みでこの値段は、とってもリーズナブルです。
こんな感じで送られてきました。ぐるぐる巻きです。
ラップをはがすとこんな感じ。
見た目は普通のモトクロスタイヤと変わりません。
難所系と謳っているので、ブロックの柔らかさはどうでしょうか。
今、ついているタイヤに比べるとやわらかいですが、思っていたよりも硬いです。
実はこのタイヤ、 ブロック表面 の数ミリのみソフトコンパウンド(Tackeeコンパウンド)で覆うことにより、濡れた岩や濡れた木の根へのグリップを確保しています。 断面はこんな感じ。
この構造によって、剛性と難所でのグリップを両立させているようです。
ということは、この数ミリのソフトコンパウンド部分が削れてしまうと、難所系タイヤとしては寿命ということのようです。
まあ、逆向きに付け直せば、寿命を延ばすことはできそうですが・・・
こういう構造のため、継ぎ目でクラックが入りやすいようなのですが、性能的には特に問題はないそうです。
赤い線の上側に継ぎ目があり、ここにクラックが入ることがあるようです。入っても表面の数ミリまでなので、強度的にも問題はなさそうですし、ブロックの中身そのものは、硬めのゴムで一体化されているので、ブロックごと飛んでしまう心配もなさそうです。
おっさんのCRM80は、パワーが控えめなので、その分、もちもいいように思います。
タイヤのサイドには、 「VeeRubber」「tackee」「GNCC」 と入っており、アクセントになっています。ちょっとかっこいいかも。
実際にコースに行けるのは、まだまだ先になりそうですが、試してみるのが楽しみです。
あっ!! その前にタイヤ交換せな。
ちなみに、ミニモト用のサイズも豊富です。構造は同じなので、難所系です。
輸入元の木下電機さんのHPはこちら。
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