おっさんのバイクについて。CRM80ラージホイール仕様(その2)

オフロードバイク

今回はラージ化後の改造点です。

CRM80はフロント17インチ、リア14インチのサイズで、ミニモトクロッサーと同じサイズとなっています。それでも、サスペンションのストロークが、フロント275mm、リア280mmとミニモトクロッサーと同等のストロークがあり、チョットしたジャンプくらいなら問題ないくらいの性能があります。最低地上高も280mm(前期型)あります。しかし、深い轍では、足がひっかかったりしていました。

80cc、85ccのモトクロッサーには、フロント19インチ、リア16インチのラージモデルが昔からありますので、CRM80を手に入れた当初から、ラージ化したいとは思っていたのですが、スイングアームを延長する必要があったりしますので、なかなか手を付けることができませんでした。

ヤフオクで、30mm延長したスイングアームと前後のホイール(CR80の流用)を落札しました。スイングアームは問題なく取付できたのですが、サイドスタンドの取付穴がつぶれており、左側の穴を貫通させ、内側からロックナットで止めています。右側はボルトが埋まってしまっているようで、貫通できなかったので、サイドスタンドステーをスイングアームに溶接してもらいました。ボルトはダミーです。

スイングアームを延長したために、リアショックにかかる負荷がおおきくなってしまっていました。リアショックをCR80用に換えていましたが、ばねを目いっぱい縮めて、ダンパーの調整も最強にしてやっとなんとか使える状態まではもって行けました。

ヤフオクでバネレートの高いバネが付いたCR80用のリアサス(ロッド錆錆)を50円で落札しました。バネと内部のシムを取り外し、元のリアサスにシムを1枚追加してもらい、レートの高いバネ(黒いやつ)を取付けました。これで、サスのセッティングがばっちり出ました。

フロントはそのまま、19インチホイールを取付けてしまうと、フルストロークした時にタイヤがフェンダーにあたってしまうので、フォークの突出しをマイナスにしています。そのままでは、強度的に不安があったので、補強を入れています。

それでも、ノーマルのフロントフェンダーは先端の曲りがきつすぎて、こすっていましたので、CR80のフロントフェンダーに交換しています。

公道用タイヤを履いたホイールとコース用のモトクロスタイヤを履いたホイールの2種類を使い分けたかったので、手持ちの前後ハブとヤフオクで手に入れた、CR85ラージ用のホイールを茨城のフェイスさんに送り、ワンオフのスポークを作成していただき、組み付けまでやっていただきました。対応も親切で、価格もリーズナブルでした。

リアのスプロケはノーマル47Tのところ、56Tに変更しています。ホイール径が大きくなった分を打ち消して、ローギアード化されています。

サイドスタンドがノーマルでは、バイクが寝すぎてしまうので、CRF110用のサイドスタンドに交換しています。バネが少し弱いようで、ガレ場を走るとはねてますが・・・

ポジションですが、ハンドルをCRF150の純正ハンドルに交換しています。CRM80の純正ハンドルは絞りがきつく肘が下がり気味でしたが、ある程度改善されました。

シートは、CRM80シートの方をベースに最大で30mm程度ハイシート化しています。コーナーリング時の膝が楽になりました。

アクセルは、CR80用のハイスロに交換しています。こちらもアクセルの全開時に肘が下がるのを緩和してくれています。

コース走行する際は、フロントマスクごと外して、ダミーのマスクに交換します。これだけで、約2kgの軽量化になります。フロント周りで2kgは大きいです。

エンジンはほぼノーマルの11馬力なので、決して早くはないのですが、深い轍や岩場等での走破性は確実にアップしており、おっさんのペースなら、楽しく走れるバイクになりました。

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