今回の内容は、特におっさんのようにほぼ成人になってから、オフロードバイクを始める方にお役立つと思います。
コーナーリング姿勢を形成する上で、いくつかのチェックポイントがあります。
コーナーリング姿勢と言っても、バンクを使う場合など様々なパターンがありますが、まずは、基本となる平地でのパターンを反復練習し、体に覚え込ませる（自動化という）ことから始めます。
コーナーリング姿勢のチェックポイント
○可能な限り、前に座る。タンクの上に座るイメージです。
○アウト側のひじをあげる。脇がしまらないように。
○シートの角に座る。おしりの中心がシートの角。
○うち側の太ももで、タンク を挟む。これで、安定感が増します。
○足先は前に向ける。 足先を前に向けていると、足を着いたときに、地面をけることができます。 横に向くと、又裂きのようになり、最悪、足を痛めます。
○目線はコーナー出口。出来るだけ先を見る。バイクは見た方に行きやすい。
○へそを曲がりたい方向へ向ける。へそでバイクを導く感じ。
始めのうちは、このチェックポイントをひとつひとつ意識して、コーナーリング姿勢を作っていく必要があります。 繰り返し練習していくと、全てのチェックポイントを意識しなくとも、この姿勢ができるようになります。
この段階まで行くと、コーナーリングの姿勢の自動化がほぼできたことになります。 繰り返し練習していくと、全てのチェックポイントを意識しなくとも、この姿勢ができるようになります。
コーナーリング全体では、他にブレーキング、立ち上がり等の段階に分解する必要がありますので、まずは、この姿勢ができるようにならないと、始まりません。
チェックポイントを意識せずに、コーナーリング姿勢が取れるようになるには、繰り返し練習するしかありません。
体が覚えてしまえば、勝手にできるようになってきます。 これを「自動化」と言います。
「自動化」の詳しい解説は、別の機会としますが、自転車に乗るときに、「右のべダルを踏んで」 次に 「左のペダルを踏んで」ということは、意識しないのと同じレベルにするということです。
説明が未熟な部分があると思いますが、少しでもライディングのヒントになればうれしいです。
動画もあげました。
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