整備月間(その3)フロントブレーキエア抜き他(CRM80ラージ)

オフロードバイク

フロントブレーキは不具合があった訳では無いのですが、少し、弱い感じもしたので、ブレーキのエア抜き作業をしておきました。

まずは、マスターシリンダーのフタを外します。

このネジ、その昔、バイク屋さんから、ステンレスのネジを貰いました。既に十数年経っていますが、きれいなままです。

ブレーキレバーを握りながらマスターシリンダー側のバンジョーボルトを少し緩めてブレーキオイルを少し出します。ここにエアーが噛んでることもあるので、念のためにやっておきます。

CRM80、50の前期型は、ここにもエア抜き用の「ブリーダースクリュー」があって、ここからもエア抜きをしやすいようになっていました。今は、若干ピストン径の大きい後期型のマスターシリンダーとキャリパーに変えてしまっていますので、ここのスクリューがなくなっています。

次は、キャリパー側からエア抜きをやっていきます。ブリーダースクリューに、8mmのメガネレンチとビニールチューブを装着し、ペットボトルにオイルを溜まるようにしておきます。

左手で、ブレーキレバーを握りながら、右手で、ブリーダースクリューを少し緩めます。少しブレーキオイルが出たら、レバーを引き切ってしまう前に、ブリーダースクリューを締めます。

この作業を、ブレーキオイルがだいたい入替るまで、繰り返します。但し、マスターシリンダー内のブレーキオイルがなくなってしまうと、エアを噛んでしまうので、注意が必要です。ここでエア噛みしてしまうと、何をしているのか判りません。

ブレーキオイルが入れ代ったら、マスターシリンダーの蓋をしめます。その時、蓋の内側についているダイヤフラムの形状が正常かどうかを念のためチェックしておきます。

混合気がちょっと濃いかなと思いながら、長い間そのままになっていました。少しだけ薄めになるように。キャブレターのニードルバルブのクリップを一段上に上げました。これでしばらく走ってみて様子を見てみます。

ニードルジェットの形状もノーマルとは違っています。ノーマルは真ん中あたりで一気に細くなった後は、太さがほぼ変わらないような構造になっておりましおた。他社のニードルを流用して、先まで、テーパー状になるように変更しました。ただし、長すぎたので、少しカットしています。

エアクリーナーもきれいなものに、交換しておきました。

サイドカバーを外します。シートを外さずにサイドカバーが外せるように細工をしています。

ツインエアのステッカーが見えますが、中身はホンダ純正が入っています。

取出してみると、そこそこ、汚れておりました。

エアエレメントのホルダーは、もう1セットあるので、洗ってきれいにしたエアフィルターにフィルター用オイルを浸透させて、セットします。

モトクロスタイヤの方のリアホイール、実は、前後のホイール(ラージ)を2セットもっており、公道用のノーマルタイヤとコース用のモトクロスタイヤを使い分けています。 モトクロスタイヤの方のサイドのブロックがところどころ、ちぎれて飛んでいます。練習くらいなら何とか使えるかな。次のとりあえずサカスキはこのまま使うことにしよう。

しばらく使っていなかったので、なんと、ハイドレーションパックにカビがはえておりました。良く洗ってからしまっていたつもりだったのですが、洗い方が足りなかったようです。少し洗った後の状態ですが、チューブ内にカビが残っています。

ワイドハイタ―にも一晩つけて、かなり改善されたのですが、もやもやしたものがのこってしまって、スッキリしません。

仕方がないので、ホームセンターで同じくらいのチューブを買ってきて、交換しました。 サイズはばっちりで、チューブの厚みが少し薄いくらいなのですが、園芸コーナーで1mあたり70円のチューブを買ったので大丈夫なのかちょっと心配です。

少し、涼しくなってきたので、来週あたりから、本格的に走れるといいな。

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