11月24日にプラザ阪下で開催された、オフロードバイク試乗会に行ってきました。
参加費4000円と駐車場代1000円かかりますが、十分価値のある試乗会でした。
今回一番注目していたのは、KTM150TPIとハスクバーナの150TPIです。この2台はエンジンは全く同じなのですが、リアサスがリンクレスかリンク式の違いがあり、ハスクバーナはシートレールとエアクリーナーボックスが樹脂の一体成型で、エアクリーナーボックス容量を大きく取れるので、同じエンジンでありながらパワー感に違いがあるとのうわさでした。
エンジンは2サイクル150CCで、キャブではなくインジェクションになっていて、2サイクルオイルも分離給油になっているので、混合ガソリンを作る必要がなくなっています。
走り出すと、ごく低速での粘りも非常にあり、エンストしそうな箇所でもそのまま進んでくれるような感じでした。しかも、パワーバンドに入ると性格がガラッと変わって、気持ちよく加速してくれます。ただ、250CCとは違って、暴力的な感じはなく、なんとか扱いきれるけど十分早いという印象でした。
やはり、ハスクバーナの150の方がエンジンが良く回るようで、シフトアップのタイミングを忘れてしまうほどでした。
個人的には、KTM150TPIの方が、しっくりくる感じでした。サスもリンクレスなのですが、昔(10年以上前)乗せてもらった時のようなリアからの突き上げ感のようなものは感じませんでした。進化しているですね。
他にも、ヤマハ、ホンダ、ベータ、シェルコ、ガスガスのメーカーの他、いつもサカスキで御世話になっている、サカモトワークスさん、ニュートンさんなどのショップ単位でも出店されていました。
ニュートンさんのAJP240は、ガソリンタンクがシートの下にあるという変わったレイアウトでした。エンジンがまったりなので、林道お散歩にぴったりという印象でした。
あと、発売されたばかりの、KLX230Rも試乗させていただきました。意外や意外、非常に良くできた、乗りやすいバイクでした。パワーもそこそこあるので、大きなジャンプさえ飛ばなければ(飛べない??)長時間のエンデューロを楽しく走るのに十分なスペックです。しかも早い人が乗ればとっても早いです。ハスクに乗っているときに、KLX230Rにぶち抜かれました。
全部で14台試乗して、11台が2サイクルでした。まだまだ、2サイクルも需要があるし、やっぱり乗っていて楽しいです。
YZ85Lなんて、4回も乗ってしまいました。(笑)
YZ125Xも楽しく走れましたが、他メーカーはセル付きになっているので、短足の私にはキックがつらかったです。
油圧クラッチが意外と重いというのも発見でした。KTMとハスクの方はそんなに重いとは感じませんでしたが、他メーカーの方は、やや重く、くねくねした区間では、一本指での操作がやりやすかったです。
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